私は自分で飲食店をやっています。
このご時世どこでもそうですが、飲食もなかなかうまくいかないのが現状です。
飲食店は軌道に乗るまでの期間も長く、我慢が必要な業界です。
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私もお店を始めたときはかなり苦しみました。
苦しくなってどうにもできなくなったときはもう神頼みしかありません。
私は飲食店を営む商売人であるにも関わらず、年明けに話題となる十日戎にお参りしてませんでした。
ある日、工務店をやっている友人から
「十日戎は商売人であれば絶対に行くべき。」と言われました。
毎年ニュースなどで動けないほど人が多い場面を見ていたので
お参りの場面を想像するとゾッとしました。
しかし、その友人が一緒に行こうと言ってくれたので行くことにしました。
私は十日戎について何も知りませんでした。
十日戎といっても九、十、十一日の三日間、しかも24時間行われていることも知りませんでした。
夕方に行くとニュースで見るあの光景に巻き込まれるので
深夜に行くことがお勧めとのことでした。
現地に到着すると深夜のわりには人が多かったのですが
混雑して動けないほどではありませんでした。
賽銭スペースの前が少し混んでいるくらいでした。
参拝が済んだ後は笹もスムーズにもらうことができました。
笹は無料なのですが飾りは有料でいくつか種類があり、値段も一つ1500円から、とそこそこな値段です。
しかし、「これは縁起物なので節約するところではない。」とまた友人に教えられ、目についた物を数点付けてもらいました。
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参拝が済んでももう一つすることがあります。
笹が配られている裏側に「壁叩き」をしないといけないのです。
えべっさんは耳が遠いので気づいてもらえるように壁を叩くそうです。
これで一通りすることは済んだので周囲の屋台で楽しんで帰りました。
さて、もらってきた笹を飾ってえべっさんに商売がうまくいくようにあとは神頼みです。
気休め程度のつもりで初めて行った十日戎ですが
効果があったのかその年からゆっくりではありますが
徐々に売り上げが上がっていきました。
商売人でなくても仕事がうまくいくようにと参拝に来ている方も大勢いらっしゃいます。
周囲の屋台だけでも楽しいのでぜひ、行ってみてください。
行かないよりは行った方がいいです。
商売の神様のお参りなので金運に直結していると思います。
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